流産後、治療に専念したくなり退職しました。卒業後ずっと勤めた会社でした。

在職中は、忙しくて平日は会社、休みの日は二人で家事や買い物をしてから、残りの時間で遊びに行きました。だから、遊びに行くと言っても、映画や舞台を観たり、犬メインで遊んだり、たまにライヴへ行ったりと、四季を感じる事はほぼありませんでした。

退職してからは、平日に家事が出来るので、夫くんが休みの日は思いっきり遊べました(^-^)vよく京都や神戸、たまには姫路や明石、淡路島まで行きました＼(^-^)／

平日もお天気の良い日は、一人で京都へ出掛けたり、桜や紅葉を満喫したり、本当に幸せな月日でした。働いている時は、春になると燕が来る事も忘れてました。犬の散歩で燕を見た時に凄く幸せを感じました。授からなかったけど、四季を感じられた事には感謝してるし、流産した子からの贈り物なのかな？と感じます。

もう１つ、流産した子にお花をずっと供えてました。だからお花のある暮らしになりました(*^^*)

退職を決断する時に、色々な機関に相談しました。ブランクは３年以内ではないと再就職は厳しいと言われました。授かっても授からなくても仕事はしたかったから、当初は１年で就活するつもりでした。かなり延びてしまったけど、私には必要な時間でした。

流産した直後は本当に辛かったし、ここまでの気持ちになるのにかなり時間もかかったけど、今は来てくれただけで本当に感謝してます＼(^-^)／

もし妊娠しても、あの時の命ではない事は分かってます。生まれ変わりも？って考えてるようなオバチャンです(>_<)

でも、またあの赤ちゃんに会いたいって気持ちは消えません。今度は健康な身体を神さまから授かって、私達夫婦のところへもう一度舞い降りて欲しいです。

このブログ。

気持ちを溜め込まないために始めたんです。日々変わる気持ちをずっと聞くのは、夫くんもしんどいかなぁ？って思ったんです(^_^;)嫌な顔せず聞いてくれますが、毎日そんな話ばかりしてたら、私が逆の立場なら面倒くさいし疲れちゃうだろうな…と(;o;)

そんな日々気持ちを吐き出す中で１つ気付いた事があります。

私は妊娠出産は無理って分かっている。でもまだ夢が見たいから、ただ子供の居ない生活を受け入れられないだけって気付きました。

今までの私なら、そんな自分は許せなかったけど、今は１０年も頑張ってきたんだから、１年くらいゆっくり向き合ったらいいじゃんって、ゆる～い気持ちでいられます。

治療に費やしたお金や時間に関係なく、親になれない現実を受け入れる事は言葉には出来ないほど辛い事です。私は性格的に自分が納得しないと前に進めません。次の生活を幸せに生きるために、もうしばらくここで気持ちの整理をしっかりしたいです(^-^)

最後の１年は、サッカーで言うアディショナルタイムみたいと思いました。

サッカーの場合はまだ諦めなかったら勝てる試合も沢山あるだろうけど、私の場合は劇的な奇跡が起こらなければ勝てません(;o;)

でも次の試合へ繋がるよう、無駄にはならない時間にしたいです。

今朝、生理が来ました。

今周期もお休みして自己タイミングです(^o^)

不妊治療し始めた頃に、主治医をお医者さん以上に想ってしまった事があります(^o^;)

産婦人科医のその先生に会いに行くためにも、早く妊娠して妊婦検診に通いたいな！と(*^^*)

でも、そんな可愛いらしい夢は叶わないまま、引っ越しがあり先生とはお別れになりました。引っ越しするまで、毎月妊娠しない私は「先生は産婦人科医だから、妊娠しない女性は苦手だろうなぁ」と勝手に想像して落ち込んでました。

でも、その先生は医者なのでそんな感情はないと思いますが、世間の方達には「子供が居ないと可哀想」「子供が居ないから○○だ」と思う人は存在するし、実際何度もそんな言葉に傷付いてきました。子供が居なくても幸せっていつも口にしてるし、本当にそう思う自分もいます。でも心からそう思えないから傷つくんですよね。

自分にご褒美をあげたくて、決めた事が１つあります。やりきって、心から「子供が居なくても幸せ」と思えたら、その先生に会いに行こうと思います(^-^)v

更年期の専門の先生でもあるようなので、子宮検診がてら更年期の相談も出来たら、と思います。

治療し始めた頃のあの夢いっぱいだった私の夢とは違うけど…。せめてあの頃の私へのプレゼントをと思いました。

心から思えるようになるって、自分を

納得させるくらいやりきらないとダメだと思うし、心の整理も必要です。あと１１ヵ月で出来るか分からないけど、頑張ります(^-^)v